まとめ

デコルテ痩せが気になるのは○○が原因?

デコルテ痩せ は○○が原因?

 イラスト:よこいしょうこ

年齢を重ねるごとに、首から胸元にかけてのデコルテ部分がたるんだり、削げてしまってきているというお悩みを持っていませんか?

「デコルテが開いたファッションが似合わなくなった。」

「デコルテだけが痩せてしまい老けて見える。」

などの悩みを抱えている方が多いです。

デコルテが痩せていると、バストまで貧相な印象を与えてしまいますよね。ここでは、デコルテ痩せの原因とデコルテの悩みを解決するコツを紹介します。

デコルテ痩せの原因とは?

老化

wrinkle顔や首のスキンケアはしっかりしていても、デコルテまで丁寧なケアをしているという方は少ないのではないでしょうか。カネボウ化粧品・スキンケア研究所の調査によると、デコルテ部分の皮脂量は顔に比べて少なく、血流量が少ないことから、加齢とともに弾力性の減少を引き起こし、特に40代前後を境に急激に肌の状態が変化することが明らかになりました。デコルテは、皮膚が薄く乾燥しやすい部分。ケアをしないでいると、加齢とともにデコルテが痩せてしまいます。顔のスキンケアと同様、老化減少を抑えるためには、日頃からのケアや生活習慣が重要です。

参照:https://www.kanebo-cosmetics.co.jp/company/news_material/pdf/20110602-01.pdf

 

ライフスタイルの変化

デコルテ痩せ
出産や授乳で、バスト上部が痩せてしまうことがあります。重力に逆らうようにバストを支えているのが、クーパー靭帯。クーパー靭帯は、バストの形をキープする役割を果たしているのですが、授乳や加齢によって靭帯が伸ばされ、その結果としてデコルテにボリュームがなくなってしまいます。

クーパー靭帯は筋肉ではないため、一度伸びてしまうと元に戻すことはできません。頰が垂れてしまうのと同じ原理で、加齢によりクーパー靭帯が弱くなってしまうことは仕方のないことです。しかし、ブラジャーをしてバストを揺らさないようにするなど、バストへの刺激を減らすことで、その進行を遅らせることはできます。

姿勢が悪い

姿勢が悪い
姿勢の悪さとデコルテ痩せは一見直接関係がないように見えます。しかし、悪い姿勢でスマホやパソコンを長時間見ていると首からデコルテにかけての血流が停滞し、血行不良になってしまうのです。肩こりや首が辛いと感じる方は、不要な老廃物や水分が溜まり、その結果としてむくみやデコルテ痩せを引き起こしているかもしれません。猫背になっていると、デコルテ痩せを引き起こすだけでなく、頭痛や肩こりなど数々の不快症状を引き起こしてしまいます。常に姿勢を正すことは容易ではありませんが、姿勢を見直すことが大切です。

日焼け

Sun Screen

デコルテ部分は顔と同様、直射日光が当たりやすく日焼けが気になる部分です。紫外線を浴びると、シミやソバカスだけでなく、ハリや弾力を保っている肌細胞が破壊され、乾燥しやすいデコルテがさらに乾燥し、たるみの原因になってしまいます。デコルテの日焼け止めを怠ると、顔はたるみがないのに、デコルテだけが老けて見えるということになりかねません。日頃から顔だけでなく、デコルテ部分も日焼け対策と保湿をしっかり行いましょう。

 

デコルテを美しくする方法

デコルテを美しくする方法

デコルテを美しくするには、いくつかの方法があります。自宅でできるケアから、半永久的にハリのあるバストを手に入れられる豊胸手術まで、どの方法がよいのでしょうか。ここではそれぞれのケアにおける、メリット、デメリットを詳しく紹介します。

 

ケア方法即効性効果力メリットデメリット
ホームケア

 

★★

 

★★

 

・安くて手軽・手間、時間がかかる
エステ

バストアップサロン

★★★★★★・プロに任せられる

・リフレッシュできる

・コストが高い

・継続的に通う必要あり

・人によって技術差

豊胸手術★★★★

 

★★★★

 

・ボリュームアップを即実感できる・コストが高い

・多様な豊胸術の種類

・ドクター選びが大切

 

ホームケア

ホームケアとメリット

デコルテ痩せを防ぐために、家で手軽にできる対策があります。外出時には顔だけでなく、デコルテまで日焼け止めを塗り、お風呂上がりなどにはしっかりと保湿をすることが重要です。ホームケアでは、マッサージクリームを使ってリンパの流れを促すマッサージをすると効果的。デコルテ専用のマッサージクリームやオイルなどを使い、首筋からデコルテにかけてのリンパを流します。併せてバストのマッサージを行うことで、ハリを保つことが可能です。ホームケアは、いつでも気軽に低コストで始めることができます。

ホームケアのデメリット

安くて気軽なホームケアですが、毎日続けることが大切です。高級なクリームを使ったからといって、すぐに効果が出るものではありません。続けて行うことで老化を食い止め、ハリを取り戻すことができるでしょう。ホームケアは気軽にできる反面、毎日のお手入れに時間がかかり、結果が出ないと途中で挫折してしまう人も。また、効果を実感できるまでにはある程度の時間がかかるでしょう。

 

エステ・バストアップサロン

エステ

エステ・バストアップサロンとメリット

バストケアができるサロンが増え、バストの悩みに応じたトリートメントを受けられるようになりました。「育乳サロン」や「バストアップサロン」などでは、バストをふっくらさせ、デコルテ削げを改善します。これらのバストアップサロンで行うのは、主にリンパマッサージ。大胸筋の凝りをほぐしたり、老廃物が流れやすくなるように整える施術です。サロンによっては、オールハンドで施術を行うところもあれば、EMSなどのマシンを使って血流を良くするなどその手法はさまざま。心地のよいマッサージでリラックス効果も得られます。自分でマッサージができない方でもプロにお任せできるので安心です。

 

エステ・バストアップサロンのデメリット

バストアップサロンの施術は、痛みを感じることが多いです。特に肩こりや首筋に凝りが溜まっている方は痛みを感じやすいでしょう。施術費用の相場は60分20,000円前後から。効果の実感には個人差があり、継続的に通わなければなりません。また、バストアップサロンやエステでは特に資格が必要とされないことから、アルバイトスタッフが施術をすることがあります。技術力が結果に左右するため、エステスクールなどを卒業し、経験を積んでいるエステティシャンを選ぶことが重要です。同じサロンでも、スタッフによって結果に差が出やすいので、熟練度が高いスタッフを選びましょう。

 

 

豊胸手術

豊胸手術とその種類

削げてしまったデコルテやボリュームがなくなったバストを取り戻す方法に豊胸手術があります。豊胸手術といえば、シリコンを挿入するシリコンインプラントを想像する方が多いですが、シリコン以外にも方法があり、なりたいデコルテやバストに合う施術方法を選ぶことができます。豊胸手術での最大のメリットは、施術をしたその日からボリュームを実感できること。自己ケアやエステより、即効性や持続性の面でとても優れている方法です。次に、豊胸術別の違いをみてみましょう。

 

豊胸術の種類デコルテ削げの改善持続性相場
シリコンインプラント術

 

★★40万円〜100万円
ヒアルロン酸豊胸術★★★40万円〜60万円
脂肪注入豊胸術★★★

 

★★★

 

100万円以上
脂肪幹細胞豊胸術★★★★

 

★★★★

 

100万円以上

 

 加齢を重ねたバストに最適な豊胸術とは?

シリコンインプラント

シリコン痩せてしまったデコルテに大きなシリコンインプラントを挿入すると、バストは確かに大きくなりますが、バストだけが浮き上がってしまう恐れがあるため、サイズ選びに注意が必要です。痩せたデコルテはそのままなので、加齢とともに抜去を考える女性が多いのも特徴。デコルテ全体のボリュームアップであれば、他の豊胸術や注入法と組み合わせた方法が最適です。また、シリコンインプラントは寿命があるため、10年を目安に取り替える必要があります。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸豊胸術は、本格的な手術に抵抗がある方でも、気軽に豊胸ができる方法です。バストだけでなく、しぼんでしまったデコルテ部分にヒアルロン酸を注入し希望の胸元を作ることができます。ヒアルロン酸はアレルギー反応がほとんどないため、安心な豊胸術の一つ。注射による手術時間は15分〜30分と短く、翌日からシャワーが浴びられるほどダウンタイムが短いです。しかし、ヒアルロン酸豊胸術は、1〜2年程度で体内に吸収されるため、永久的なものではありません。理想のデコルテを維持するためには、定期的にヒアルロン酸を注入しなければならないため、結果的にコストが高くなります。

脂肪注入

脂肪注入豊胸術は、腹部や太ももなどの脂肪を抽出し、バストに注入する方法です。気になる部分のスリミングとバスト&デコルテのボリュームアップが同時にできます。自分の体内組織を使うため、副作用が起きにくく、柔らかく自然な仕上がりになるのもメリット。脂肪注入豊胸術では、抽出した脂肪から不純物を取り除いてバスト部分に注入しますが、脂肪が定着するかどうかは体質や脂肪の質にかかっており、定着率が下がることも多いです。

脂肪幹細胞

脂肪幹細胞脂肪注入豊胸術における定着率を改善したのが、脂肪幹細胞豊胸術。採取した脂肪から幹細胞を抽出し、培養してバストに注入する最新の豊胸術として人気を集めています。脂肪幹細胞豊胸術は、セルチャー豊胸とも呼ばれ、乳がん手術を受けた方の乳房再建手術として採用されている方法です。定着率の高さから、半永久的な豊胸術として注目されています。脂肪注入豊胸術より、必要になる脂肪量が少ないため、痩せ型の方でも施術を受けることが可能。加齢で気になるデコルテとバストをアップさせ、維持率を高めたいのならば、脂肪幹細胞豊胸術が最適な方法です。

 

 豊胸手術のデメリット

豊胸手術は、自己ケアやエステなどに比べて高額です。また、豊胸術には手術のリスクが伴います。そのため、事前にリスクなどを十分に知っておくことが重要です。豊胸術を選ぶ時には、その効果をどのくらい維持できるのかを考えると、結果的に安く理想のデコルテを手に入れることができます。豊胸術の種類が多く、どれが自分にあっているのか迷ってしまう方もいるでしょう。

バストの状態や体の特徴を捉えてベストなデザインと豊胸術を提案してくれるのが、美容外科のドクター。カウンセリングなどで、理想のデコルテを手に入れることができるか確認しましょう。脂肪幹細胞豊胸術などのメニューは、クリニックごとにその手法が異なります。信頼できるドクターやクリニックを選び、納得した上で豊胸手術を選んでください。

まとめ

デコルテ痩せが気になってきた方は、加齢や生活習慣など当てはまる項目があったのではないでしょうか。若い時と同じようなデコルテを手に入れることは、今からでも遅くありません。いつまでも若々しいデコルテラインを維持するには、日頃からのケアはもちろんですが、医療の力を借りれば、すぐに理想のデコルテを取り戻すことができます。デコルテとバストの老化を抑えて、きれいなデコルテを維持するために、今から対策をしていきましょう。

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