豊胸 の乳房縮小手術で腐ってしまったバスト
アメリカでよく行われている、乳房縮小手術。
アメリカ在住のEsmeralda(エスメラルダ)さんも、そんなポピュラーな手術を受けた一人です。
エスメラルダさんは18歳の時、大きすぎるバストで悩んでいました。
大きなバストのせいで背中が痛くなるので、乳房縮小手術を決意します。
Cカップ〜Bカップという普通サイズを希望して受けた手術。
そんな手術が彼女に災難を引き起こすとは誰も予期できませんでした。
手術はうまくいったと思っていたものの、しばらくして着ていたシャツから腐敗臭がして、パニックになりました。
エスメラルダさんのお母さんも組織が死んでいるようだと思ったため、すぐに医師のもとに行きます。
しかし、施術を担当した医師は、「大丈夫。治るから。」というだけで、腐敗している皮膚を除去していくだけでした。
6ヶ月にわたり、週に2、3回クリニックに通い、何度も治療を繰り返しましたが、状況は改善せずバストにぽっかりと穴が空いてしまったのです。
エスメラルダさんは、その医師のケアで、乳首を失い、乳房も削げた状態になります。
クリニックの対応も悪く、それ以上の改善を諦めてしまったと言います。
エスメラルダさんの状況を見た医師は、これは乳房縮小手術で起こる最悪の合併症であると指摘。
本来であれば、美容外科ではなく、創傷治療センターなどの専門医療施設で治療を受ける必要があったのです。
エスメラルダさんは、本来のバストを取り戻すべく、再度豊胸インプラント手術を受け、タトゥーで乳首を取り戻しました。
間違った術後の対応で、バストそのものを失ってしまうことも。
残念ながら一度無くした乳首は、元どおりになりません。
参照、写真:Daily Mail Online
4つのシリコンインプラントを入れられたバスト
アメリカ在住のBrittany(ブリタニー)さんは、大きなバストに憧れ、600ccの大きめのインプラントを豊胸手術で入れました。
筋肉の下に挿入した大きすぎるインプラントは、すぐに不具合を起こし、右胸が突き出たようになってしまったよう。
せっかく直すのだから、もっと大きくしたいとブリタニーさんは考え、修正豊胸ができるドクターを探します。
ドクターの多くがその手術にリスクがあることから受け入れませんでしたが、たった一人1,300ccのバストを入れることに同意したドクターがいました。
そのドクターは、2つのインプラントをくっつければ可能だと話し、ブリタニーさんはその手術を受けます。
結果、筋肉下と上にシリコンインプラントが入りましたが、形はバストの原型を留めなくなり、頭痛と首の痛みという不快症状で悩まされました。
その状態を診たドクターによると、
「2つのインプラントをくっつけて挿入することはシリコンメーカーによって禁止されている。シリコンインプラントの最大サイズは、800cc以上のインプラント。それ以上のサイズを入れるということは、皮膚が薄くなったり、皮膜収縮や乳房の萎縮などさまざまなリスクがある。」と断言。
ブリタニーさんは、両胸に入っていた4つのシリコンインプラントを除去し、バストのリフトアップと豊胸手術を受け、ようやく美しいバストを手に入れることができました。
大きいサイズのバストは魅力的ですが、体が耐えうるサイズの大きさに留めておくことが大変重要です。
写真:E! Online